遠い、遠い昔、歴史には残らない戦いがあった

イギリカ帝国の鮫型飛行機



現れた怨霊

隊長は考えた、いったい俺は何をしているのか?
こんなことしていると何時まで経っても秘密基地には着かないぞ!
そうでなくても人生ついてないのに、これは大変だ!
湯たんぽ娘と遊んでる場合じゃないぞ!
隊長は走って峠を超えると一目散に秘密基地のある負山に向かった
彼は疲れた
夕暮れの橋のたもとで一服すると
「そうだ!ここには確か亀風呂温泉があるはず!」
と、叉変な事を思い出してしまった。
と、その瞬間背後に何かを感じた。
おっとろしい殺気を感じた隊長は振りかえらずに立ち去ろうとした
そそソ,その時ぃぃ!
背後から声がした
「ちょっとぉおーまったぁぁあーぁ!
しょうがないので隊長は振り向いた
怪しい女だった、ホンとにあやしい!
「なんですかぁ!」と聞くと
女は言った!
「幸子ともうしますぅぅ」
(幸子さんですね,ハイハイ!」隊長は適当に返事した。そして先を急ごうとすると
「ちょっとぉおーまったぁぁあーぁ!
と、大きい声。これは紛れも無い大おんりょう(怨霊)だ隊長は思った
怨霊は言った「幸子の幸はシアワセと書くのよぉぉぉぉぅ!」
「それはそれは!で、それが何か?」
「ええぃ!さちこはいつでもヤッホーなのよぉぉぉ!」
「で、一体それがなんなんですか?」
隊長はだんだんいやんなってきた。
「幸子の幸がしあわせならば、幸子の子はいったいどーなるのよぉぉぉ!」
って、言われたってねぇー
隊長は思った、「遺伝子の恵まれなかった大怨霊なのだなー」と

「ちょっとぉおーまったぁぁあーぁ!
「もういいって、あっち行けまぁ」
と隊長は木枯し紋次郎のように冷たく言い放ったのだ

隊長は先を急がねばならなかったので
少し怒っていた。



次回更新に続く

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